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前回の記事では、「営業におけるアフターフォローの重要性!顧客を満足させるやり方とは?」について紹介しました。

今回は、自社商品・サービスを分析し、売上を伸ばす方法をご紹介いたします。

今売れている商品を知り、会社全体で注力する

自社のどの商品がよく売れているか、どの商品が売れずに長期在庫になっているか把握していますか?

季節や時期によって、売れ行きの大きく違う商品やサービスはありませんか?

商品を定期的に利益率(粗利率)と販売量の2つの軸で測定することで、今売れている商品を何かを知り、会社全体で売れている商品に注力できるようになります。

一番簡単なのは、商品別の利益率×販売量=粗利を出して比較することです。

売れている商品を中心にマーケティングプランを考え、より売上を増やすための営業スクリプトを作成します。

もしかしたら、売れていない商品は販売を取りやめるべきかもしれませんし、あるいは、売れている商品とパッケージにして在庫を減らするよう工夫が必要かもしれません。

粗利の多い商品やサービスは、さらに売上を伸ばすために、もう一度、価格やコストを見直してみましょう。値上げのワザと組み合わせることで、粗利を増やせるかもしれません。

ABC分析

ABC分析とは、重要度が高いところに経営資源を多く配分することで、売上や利益を効率的に向上させようという考え方です。

売上の高い順に商品を並べ、棒グラフと、高い順に足し上げていった売上高累積構成比を表わす折れ線グラフを作成します。

ABC分析

この例では、累積で70%までの売上を占める商品をAランク、70%〜95%までの売上を占める商品をBランク、残りの5%を占める商品をCランクとし商品のグループ化をしています。

Aランク商品は売れ筋であり、回転率が高いことも予想されるので、仕入れや在庫も注視しておく必要がありますが、Cランクの商品は死に筋商品ですから、もし管理コストばかりかかって利益に貢献していないようであれば、棚からはずすということも考えます。